間取りを決めるのはとても難しい。日常生活をイメージして細部にまで注意を払って

間取りを決めるのはとても難しい。日常生活をイメージして細部にまで注意を払って

家を建てる際に十分に注意しなければならないポイントはたくさんあります。
しかし、意外とその注意点を把握しておらずに、いざ生活してみたらとんでもない不便を感じるという方が多いものです。
ですから、間取りを決める際の注意点を纏めてみました。
細かなことですが参考にして頂いて、後々に後悔などすることがないように心がけてください。

まず、収納スペースをしっかり確認しましょう。
収納スペースが少ないとものが片付かない、落ち着けない住まいになってしまいますし、あまり多すぎてもスペースの無駄使いになってしまいます。
収納しなければいけないものをリストアップして、それらを実際どこの収納スペースに収納するのかシミュレーションしてください。

間取りを決める際に見落としがちなのがコンセントの位置です。
テレビを置きたいと思っていた場所にコンセントがない。
掃除機をかけるためのコンセントが使いやすい場所にない。
他にもパソコンやエアコンを設置したい場所に必要な数だけコンセントは設置されているでしょうか。
コンセントの数は延床の坪数と同じくらいの数は必要です。

窓の大きさや位置も大切なポイントです。
出来れば大きな窓を開けて、暖かい日差しや爽やかな風を家の中に取り入れたいですよね。
しかし、大きな窓を設置したのはいいけれど隣接するお宅の窓と向かいあってしまい、お互いのリビングが丸見えになってしまうなんて失敗例はよく聞きます。
また、通りからの視線が気になってカーテンを気軽に開けられないという例もよくあります。

・風通しのいい間取りに
風の吹き方は地域差があるため、一概に南や東がいいとは言えないものです。窓の間取りは、立地条件やライフスタイルに合わせて決めるようにしましょう。
また、向かい合わせで窓を配置することが難しければ、天窓を作るのもひとつの方法です。部屋から入った空気が天窓から抜けていくので通風を確保できます。

今回は特に見落としがちなポイントを紹介しました。
小さなことかもしれませんが、これを無視すると生活しづらい空間になってしまうので、十分気を付けましょう。