3人家族で家を購入する場合どのくらいの間取りが必要なのか

お父さん、お母さんとお子さんがひとり。
そんな家族構成のお宅は年々増えていると聞きます。
ただ、3人家族だからといって一概にこんな間取りが最適だという答えはありません。
お子さんの年齢やご両親の年齢によって最適な間取りというのは大きく変わってくるものです。
今回は色々なケースを想定して、それぞれにあった間取りの一例をご紹介したいと思います。

まずは、お子さんが幼児から10歳未満である場合。
この頃はまだお子さんに子供部屋というものを用意する必要もないかと思います。
遊ぶのはリビングで、勉強するのもダイニングのテーブルで、そんな環境が好ましいのではないでしょうか。
いつでも、お母さんの目の届く範囲にお子さんをおいておく。
その方がお子さんも、お母さんもお互いに安心して暮らすことが出来るのではないでしょうか。
ですから、お子さんがこのくらいの年齢である場合には1LDKくらいの間取りで十分かと思います。
ただ、このくらいの年齢のお子さんは好奇心も旺盛で部屋の中を走り回ったり、おもちゃを部屋いっぱいに並べて遊ぶことが楽しい時期だと思います。
ですから、LDKは出来るだけ広い方がいいかも知れません。
キッチンにいながらでもお子さんの動向にいつでも目配りが出来るようにキッチンをリビングと対面型にするなどの工夫をするのもいいかも知れません。

次にお子さんが小学生高学年くらいになった場合。
そろそろ思春期を迎えようとしているお子さんには自分だけの空間、子供部屋というものが欲しくなる時期かもしれません。
そうすると夫婦の寝室、子供部屋を確保する為に2LDKくらいの間取りが必要になるでしょう。
お子さんがこのくらいの年齢になると習い事などを始めてみたいという気持ちになるかもしれません。
そうなると、お子さんの持ち物を収納するスペースも確保しなければならないでしょう。
居住空間と収納スペースを考えると子供部屋の広さは6畳くらいのある程度広い空間が必要になるでしょう。

ですから、3人家族が住むには最低2LDK程度の間取りは必要になるのです。
お子さんの成長はとても早いです。
お子さんがいる場合に住宅を購入するのであれば、将来を見越して最低でも2LDK程度の広さのある住宅を検討された方が無難であるということが出来そうです。